221番道路

『しんかいのウロコ』を持たせて通信交換

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カムバックを最初にカムバックと表現した誰かは偉大だ。 新曲を出すという事象が分かりやすく持つ「新しさ」にパッと飛びつくことなく、まず一度かつて新曲を出した「過去」に想いを馳せたうえで、彼らが、彼女たちが、そしてあの時間が我々の元に帰ってくる…

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コムニョンさんが好きすぎて無理。 これに関しては、俗にいうところの女オタ構文にならざるを得ない。実際に無理になってきたので。ある種のブームに彼女が包まれる前、具体的には『無法弁護士』というドラマを見たときから鋭くかつ滑らかに刺さりに刺さって…

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これがきっと節目というものなのだろう。このところ、僕がこれまで過ごしてきたONCEとしての小さな歴史が繰り返しているかのような、何かと過去のある一時点を思い返させられる日々が続いている。 TWICEが約3年ぶりに、Mステのスタジオ生出演をしてくれた。…

202207_2

TWICEの再契約発表、衣装展参戦、本国カムバ予告、日本曲MV公開。これら全てが一週間、いや正確にはその半分程度の日数の間に訪れたという事実は、実際に歓喜の波に呑み込まれ、全身が丸ごとひっくり返されるような大きさの感情を味わい、余韻に目が回ってい…

202207_1

今週はなぜだかめちゃくちゃオンライン麻雀をプレイしてしまった。どうやら麻雀にはハマる周期みたいなものが存在していて、今みたいに片手と頭さえ空いていれば常に打ち始めるような時期と、そんな遊戯がこの世に存在する事実すら忘れるほどに全く触らなく…

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この土曜日は、一日中THE MUSIC DAYを見ていた。約8年前、AKBに初めての推しができてからというもの、こういうやたら長い音楽番組を見ることに意味が生まれ、最近に関して言えばその目的がNiziUに変遷してはいるのだが、とにかく毎年欠かさず見ているのでは…

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決して大きな声では言えないのだけれど、僕はどうしても韓国音楽業界に蔓延るランキングや、それに伴う投票に積極的に参加しようという気になれない。理由は単純で、そのシステムに欠陥があると思えてならないからだ。切断で試合が無効になるかつてのポケモ…

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TTTがしばらく更新されなくなるらしい。 一体いつから始まったコンテンツだったのか、これまでどれくらいの数のシリーズが公開されたのか、そんな記憶や感覚が薄れてしまうくらい当たり前に更新されて続けていて、「金曜日の18時と言えばTTT」というルーティ…

202206_2

僕は、何かを新しく好きになることが苦手だ。 その理由を考えてみると、好きなものを増やすことに抵抗があるのではなく、いま現在好きなもの以外の何かに出逢おうと足を踏み出すことに抵抗があるのだと思う。Twitterをやっていると、タイムラインには他グル…

202206_1

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 あれは中学生の頃だっただろうか、古典の授業でこの一文から始まる『平家物語』の冒頭の段落を覚えさせられた。学生時代に暗記した様々なもののうち、特定の一部はなぜかずっと記憶の端にこびりついていて、何かのき…

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やれやれ、ようやくまとまった金が手に入った。 このふた月の間、背に腹はかえられないと覚悟して、人生で初めて手を出すような仕事もたくさんこなしてきた。初めのひと月を過ぎてもなんの音沙汰もなかったのは少し予想外だったが、冷静に考えれば納得せざる…

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「趣味にどのくらいのお金を使いますか?」という質問に含まれるニュアンスは、その人の趣味に対する熱量、つまりは「趣味というものをどのくらい大事に思っているか」という点が中心的であるように聞こえる。確かに、お金は全ての物事を同じ土俵に落とし込…

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昔から健康診断が好きではなかった。小学校低学年くらいの頃は、体育館で身長や体重なんかを順番に測っていく、どこかスタンプラリーのような自由度の高い行事に対して、少なくともその犠牲となってつぶされている授業よりかは面白さを感じていたのかもしれ…

202205_1

ゴールデンウィークを休み終えたわけだが、いつだったかナヨンさんが「休日の前日の夜がいちばん幸せだ」という旨の発言をしていたことをよく覚えている。これこそ休日の真理だと思ったし、今もその考えは変わらない。幸せな時間がすぐそこに控えている状態…

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TTTのSoulmateシリーズが完結した。 Twitterでの周りの反応を見る限りでは、どうやら歴代TTTの中でも人気作といった雰囲気が見受けられ、確かに新鮮で魅力的なシリーズだったように思う。加えて、今までのTTTの登場人物がそのキャラクターのままに再登板して…

202204_4

2年半ぶりのTWICEから一夜明け、昨晩感じた気持ちはまたどこか別の場所に書き残すこととして、ここにはある意味で対照的な、平凡で些細な日常について記そうと思う。 TWICEとようやく会えるその前日に、いわゆる配属と呼ばれるものが定まった。それはつまり…

202204_3

あと一週間も経たないうちに、僕はどうやらTWICEに会えるらしい。 2019年の秋頃、幕張メッセのステージで手を振りながら去っていく彼女たちに向かって、めいっぱいキャンディーボンを振り返して以来、一度たりとも空間を共にせずに過ごしてきたというのは本…

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その事実を自覚させられるたびに気づかないふりをしてやり過ごしていたのだが、あえてこのタイミングで向き合うとすると、どうやら僕は飽きっぽい性格のようである。まあ性格などというものは決して一面的ではないし、「飽きっぽい」は、自分を表すラベリン…

202204_1

この4月に満ちている空気は、ポケモン本編の殿堂入り後に漂い始める少しばかりの虚しさに似ている。 物語がひと区切りついてしまうと、自由に冒険していいよ!なんて言われても、その自由さを楽しむことはむしろ、不自由な物語の中で楽しむよりも遥かに根気…