221番道路

『しんかいのウロコ』を持たせて通信交換

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 珍しく夕方にでも書いてみようかと思う。

 というのも、これから僕はおよそひと月ぶりに代々木第一体育館という地に降り立ち、今度はTWICEの日本初ファンミに参戦するためである。そのひと月前という日には、NiziUと初めて会うことができたという出来事の脇道にあるあれやこれ屋をここに書いた記憶と記録があるのだが、今日はその後にワンスと会ったり、その結果として夜道にプラスアルファの余韻を感じたりしそうなので、逆に出かける前の気分を書いておくのもありかと思い、ブログの編集ページを試しに開いてみた。

 

 9月というひと月は、忙しかった(というと大袈裟に聞こえるかもしれないが)のも事実ではあるものの、他のことをする時間が全くなかったとかそういうことではなく、TWICEにちゃんと向き合うだけの心の余裕がなかった、というのが正確な表現になると思う。新曲MVのビハインドシーンが公開されたり、新たなTTTが始まってくれたりしたことは、去年までだったらその瞬間に飛び付ける精神的反射神経があったのだが、少し間を置かざるを得ないということに哀しくなる。繰り返しになるが見る時間なら存在しているので、もしかしたら来年の今頃は心に少しばかりのスペースも生まれてリズムも作れるというものなのかも、と信じようとしているところである。

 ということもあって、昨日はそうやって溜め込んでいた映像をひと通り見たのだが、やっぱり周子瑜さんは新鮮にかわいくて、また驚いてしまった。もしかしたら、今回のお料理TTTの髪型がここ5年でいちばん好き、というくらい好きすぎるかもしれない。いやもちろん『YES or YES』が代表する2018年の秋も好きだったけれど、改めて考えてみるとあの時期はTWICE全体がさまざまな意味で命を燃やした美しさのようなものも兼ね備えていたようにも思うし、何かから解き放たれたような現在の状態とは種類が違うような気がする。久々のTTTが持つ懐かしい空気感も含めてとりあえず本当に最高で、そんなメッセージはないのだが、なんだか自分も肩の力を抜こうとすら思わされるシリーズだった。

 

 溜め込むほどまたそれを見るためのエネルギーが高くなるということは実感しつつも、ただそれを受け取るだけの時間と空間を作れたことで、昨日より今日TWICEのことが好きで、「会える自分」にちゃんとなれたような気持ちでいるのだ。行ってきます!